お風呂上がりのドライヤーでかゆくなったり、フケが出やすくなったり…そんな経験はありませんか?
特に乾燥肌やアトピー性皮膚炎の方にとっては、顔や首に当たるドライヤーの温風は症状を悪化させる原因になってしまいます。
今回はそんな悩みを持つ人たちにおすすめのドライヤーを3つご紹介します。
が、はじめに知っておいてほしいドライヤーのお話を少しだけさせてください。
そのほうが、3つのドライヤーをおすすめする理由がよく分かると思いますので、ぜひ読んでみてくださいね。

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乾燥肌・アトピー肌の人がドライヤーを選ぶときのポイント
肌に悪影響を与えず快適に使えるドライヤーを選ぶとき、どこに注意したらよいのでしょうか?
ここでは3つのポイントをお伝えします。
ポイント①:風の温度が60℃~80℃程度のものを選ぶ
一般的なドライヤーの風は、吹き出し口付近では100℃以上の高温になっています。
そしてふつう髪から15㎝~20㎝離して乾かすので、髪に届くときには70℃~80℃ぐらいまで下がります。
美頭皮のすすめより
そしてここが重要なのですが、じつは肌にとって70℃というのは「1秒でヤケドをする温度」なのです。
温度とヤケドまでの時間の関係
60℃・・・・・10秒
70℃以上・・・1秒
参考:http://blog.livedoor.jp/shimuraskinclinic/archives/52227670.html
70℃の温風ではたった1秒あればヤケドしてしまうのですから、
普通の人以上に乾燥肌やアトピーの人には大きな影響を与えます。
だからこそ、肌に影響を与えない温度のドライヤーを選ぶ必要がありますね。
具体的には、肌に当たるときには40℃程度(体温と同じぐらい)になっていることが好ましいです。
吹き出し口からの風の温度が60℃~80℃程度の『低温ドライヤー』を選ぶと肌に当たるときにはそのぐらいの温度に下がっています。
ポイント②:風は『強さ+質』
実は風も皮膚を乾燥させる大きな要因のひとつ。
洗濯物は風があるのとないのでは、乾くスピードが3倍違うと言われています。
ところが肌を気にしてドライヤーの風を弱くすると、今度は乾くのに時間がかかりすぎて髪や頭皮にダメージを与えてしまいます。
髪や頭皮が濡れた状態が長いと…
〇 頭皮の雑菌が異常繁殖して炎症やフケ、かゆみなど症状悪化の原因になる
〇 髪の表面を守るキューティクルがはがれ、髪が傷んでしまう
風が強いと敏感肌には刺激が強すぎる。
でも頭皮や髪はしっかりと乾かさなければいけない…
結局、矛盾するようですが、ある程度の風の強さは必要だということになります。
と言っても、市販されているドライヤーのほとんどは十分な風の強さを持っていますから、風の強さよりも『質』が大切になってきます。
たとえばパナソニック ナノケア EH-NA0Eの風量は『1.3㎡/分』と、他に比べて決して強い風ではないのですが、体感する風の強さや乾きやすさはトップクラスです。
その秘密はノズル部分の構造にあります。
このように、ノズルやドライヤーの構造によって風の質を向上させているドライヤーなら、肌への影響を最小限にしながら、しっかりと髪や頭皮を乾かすことができます。
ポイント③:『+α』の特殊機能に注目
最近のドライヤーには髪質をよくする機能が付いていることが多いですよね。
〇ナノイオン
〇遠赤外線
〇スカルプ機能
〇テラヘルツなどなど…
これらの機能の中には、ドライヤーの熱や風による肌への悪影響を抑えてくれるものもあります。
遠赤外線やスカルプ機能が付いているドライヤーは低温風のことも多く、ふつうのドライヤーに比べて肌にやさしく使えます。
乾燥肌・アトピー肌の人におすすめのドライヤー3選
前の章で見てきた3つのポイント
2.質のいい風が出る
3.『+α』の機能が搭載されている
これらの条件が揃っているドライヤーの中で、特におすすめできるドライヤーを3つご紹介します。
ダイソン 『Supersonic Ionic』
このドライヤー最大の特徴は「低温なのに速乾」だということ。
どれぐらい速乾かというと、ロングヘアーだと「ドライ時間が半分以下になった」という人もいるほど。
さらにこのドライヤーがすごいのは、『風の質』
・センサーで自動的に最適温度を保ち、過度の熱を防ぐ
・ナノサイズのマイナスイオン
そして乾燥肌・アトピー肌にとって嬉しいのが、「風温が4段階、風量が3段階の調整ができる」ということ。
風の温度は「速乾(100℃)/標準(62℃)/低温(45℃)/冷風)」の4段階ありますから、基本的には標準(62℃)で使う事で、肌に優しく使ことができます。
風量も「スピード(強風)/レギュラー(中風)/スタイリング(弱風)」の3段階で調節可能なので、「風が肌につらい…」というときにも安心です。
お値段は48,600円(税込み)と高いですが、長い目で見れば病院代やサロン代を浮かせることができます。
コスパも決して悪くありません。
とにかく肌へのダメージを考えたときには、おすすめできるドライヤーNO1です。
≫ダイソン公式ページ
※ここから買うと10,000円相当のプレゼント付きです
パナソニック『ナノケア EH-NA0E-A』
ヘアドライヤーとしてはおそらく日本一の人気を誇る『ナノケア』シリーズの最新モデル。
なぜこのドライヤーをおすすめするかと言うと、それは「スカルプモード」・「温冷リズムモード」・「スキンモード」など、肌にやさしく使えるモードが豊富だからです。
スカルプモード:地肌を乾かすためのモード。約60℃の温風
温冷リズムモード:音風と冷風が交互に出る(本来は髪のツヤ出し効果)
スキンモード:「ナノイー」とミネラルマイナスイオンで肌のうるおいをキープ
このように、そもそも肌に直接使うこともできるぐらい、肌にやさしいのがこの『ナノケア EH-NA9A』。
他にもいくつかモードがあるので、自分に合った使い方を試しがなら探すこともできます。
お値段はだいたい25,000円前後と、決して安くはありませんが、それだけの価値のあるドライヤーです。
ルーブルドー 『復元ドライヤー』
サロンで使うことを想定されたプロ用のドライヤーだけあり、髪質改善の効果はお墨付き。
以前口コミを調べた時には、なんと80%以上の女子が満足しているという結果も。
このドライヤーをここでおすすめしているのは、低温風だということもありますが、最大の理由は「身体にも使えて肌を乾燥させない」ドライヤーだから。
肌が乾燥しないドライヤー?!ってのに飛びつきました!!
アトピーで乾燥肌がひどい私はとにかく乾燥しないことが年中気を付けないといけない
ことなので、
行きつけの美容院で復元ドライヤーを紹介されて、ブローで使ってもらったら
とても良かったです。
そして何より、美容院帰りはいつも頬の乾燥やおデコの乾燥が気になっていたのですが
このドライヤーは気にならなかったです!!・@コスメより
お肌に風を直接当てる…今はこんなドライヤーもあるんです。
≫『復元ドライヤー』 保証付きで安心の「マクセル公式ショップ」楽天市場店
≫『復元ドライヤー』 保証付きで安心の「マクセル公式ショップ」PayPAyモール店
まとめ:肌にやさしいドライヤーを選ぼう
いかがでしたか?
最近では科学の力で肌にやさしく使えるドライヤーも次々に出て来ています。
むしろ今までのように「熱くて強い風で乾かす」というのは、時代遅れになっていく可能性すらありますね。
ただし、今はまだちょっとお高い(今回ご紹介した3つのドライヤーはすべて15,000円以上)お肌にやさしい『高級ドライヤー』たち。
決断するには少し勇気が必要かもしれませんが…
実は毎日のドライヤーで髪質がよくなると、ヘアケア用品が不要になったり、サロンに行かなくてもよくなったり…長い目で見るとコスパも決して悪くはありません。
乾燥肌やアトピーの方であれば、いいスキンケア商品を買ったり病院に行く必要がなくなれば、かえって経済的になる可能性すらあります。
こうなると、肌への不快感を感じながら熱い風のドライヤーを使い続ける理由は、ほとんどないように思えます。
ぜひあなたに合ったドライヤーを選んでお肌をいたわってあげてくださいね。
それでは今回はここまでです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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